池脇バンクの競輪コラム。今回は【JKAの表彰選手が決定】というテーマでコラムをお届けします。
1年の締めくくり、JKAの2019年表彰選手が決定、1月21日に発表された。
注目の最優秀選手賞には、グランプリ優勝、賞金1位の佐藤慎太郎(福島)に決まった。
優秀選手賞は、中川誠一郎(熊本)脇本雄太(福井)松浦悠士(広島)の3名。
優秀新人選手賞は、111期の松本貴治(愛媛)と、タイトルホルダーが選ばれた。
特別敢闘選手賞は清水裕友(山口)で、勝てないまでもグランプリ、競輪ダービーを含め5回もタイトル戦に進出、年間を通して活躍したのが高評価された。
率直に言って、今回の表彰選手決定は難しかったと思う。
脇本や新田祐大(福島)の実力者がナショナルチームに注力。
新田は国際賞の受賞に止まった。
二冠の中川も、後半の活躍がなかった。
佐藤は優勝2回、連帯率43位と物足りないが78期のベテラン、明るいキャラでファンの人気も高い。
表彰選手が西日本に偏るので、バランスを考えたかも。
このあたりが検討されたかと筆者は思う。
ガールズの最優秀選手は、児玉碧衣(福岡)に決まった。
1人だけ抜け出た存在で文句なしの受賞だろう。
小林優香(福岡)は優秀選手賞と国際賞。
石井寛子(東京)が優秀選手賞。
太田りゆ(埼玉)が国際賞に選ばれた。
表彰式は2月23日(木)に東京港区のホテルを会場に行われ、競輪はまた一つ歴史を刻む。
我々も競輪予想に磨きをかけ的中率回収率を上げる為に日々精進したいところだ。