池脇バンクの競輪コラム。今回は【競輪予想がしやすい下位戦を楽しむ】という内容でコラムをお届けします。
このコラムが公開される頃には、GⅠ競輪祭の開催中である。
従ってここに何を書くか迷うところだが、あまり話題にしなかったFⅡナイター開催にしよう。
11月12日の平塚初日。
この開催はA級L級A級チャレンジの3本立て。
自宅でテレビ観戦しながらの投票だが、十分楽しめた。
有望新人が走るチャレンジは、頭がテッパンの組み合わせが多く、古参のファンには、ある種の懐かしさがある。
2着探しで車券勝負をするのが、その昔の競輪だった。
チャレンジ予選11Rは、115期の新人③佐々木悠葵に⑤吉松賢二が付ける群馬両者に人気が被った。
2車単のオッズ③⑤120円。
低配当でも投資向きの1点買いファンが、こうした競走を狙うのだろう。
こうなると2着に抜け目を買うのも、それなりの勝負になる。
結果は1着は佐々木だったが、吉松が離れ丹波福道(岡山)高橋義秋(大分)が2,3着。
なんと2車単③⑦1520円、3車単③⑦②3610円の、おいしい配当になってしまった。
最終12Rは、圧倒的なスピードを誇る113期の橋本英也(岐阜)で仕方なし。
ラインの①葉狩伸泰(大阪)④樫村伸平(兵庫)が、しっかり追走して2車単⑦①140円、3車単⑦①④290円と、本命党を喜ばせる結果だった。
7車立てで車券予想の簡単な下位戦のファンは、もっと増えて欲しい。
車券が当てやすいのも魅力だろう。