池脇バンクの競輪コラム。今回は【GP出場選手ほぼ確定か?!賞金ランキングの動きをチェック!】についてのコラムをお届けします。
第35回共同通信社杯GⅡの決勝が、9月16日に松阪競輪場で行われ、郡司浩平(神奈川)が3番手から捲り優勝した。
年内に残るGⅠは、寛仁親王牌と小倉競輪祭だけ。年末のGPのメンバーが、気になるタイミングだ。
郡司は今回の勝利で賞金ランキング7位になり、GP出場がほぼ決まった。
GP出場選手は、S級S班のアドバンテージをもらって、来年1年間走る。
脇本雄太(福井)中川誠一郎(熊本)新田祐大(福島)のGⅠ優勝者に加え、賞金が目下3位の佐藤慎太郎(福島)、5位の平原康多(埼玉)、6位の清水裕友(山口)、そして郡司まではGP出場が確定的だ。
異色は42歳のベテラン佐藤。共同通信社杯の決勝で2着と好走。タイトル戦で常時活躍するが、優勝がないのが不思議だ。
巧みなレース運びが光る、プロ中のプロだが、佐藤のS級S班は快挙だろう。
目下の賞金8位は、5362万円の松浦悠士(広島)で、かなり有力。ここまでに名前が出ている選手がGⅠに勝てば、ほぼGPに出場できるが、松浦自身の賞金の積み上げも必要。
9位がベテランの村上博幸(京都)でボーダーライン。松浦とは差があるし、追い上げる若手もいて、少し大変な印象だ。
来年のSS選手は、20歳代の若手が進出して、東西のバランスもよさそう。
これから秋のシーズン、競輪ファンは競輪ソフトやサイトを活用して車券を当てることに集中しよう。