11月7日~10日の4日間、四日市で全国でも珍しいナイター競輪「G3泗水杯争奪戦」が行われます。
そこでここでは、G3泗水杯争奪戦の出場レーサーや車券予想に役立つバンク情報。
また4日間に予定されている各種イベントやキャンペーンなどの最新情報をご紹介します。
まくり・追い込みが有利?四日市競輪場のバンク情報
G3泗水杯争奪戦が行われる四日市競輪場は、周長400m、みなし直線は62.4mというクセの少ない標準的なバンクとなっており、直線が長く、走路の幅も広くとられているため、まくりや追い込みが決まりやすいという特徴を持ちます。
注意点としては、バック側が海側に面しており、特有の海風の影響を非常に受けやすいという点です。
泗水杯争奪戦はナイター開催であるため、ナイター時は気温が低下し、湿気が多くなる傾向があることから、バンクが重くなるという特徴を持っていることも車券購入の際には、忘れずに覚えておきたいポイントといえるでしょう。
11月の開催になることから、バックでは夏時期とは違い、向かい風になる傾向があることも重要です。
情報をまとめると、逃げは非常に不利と言わざるを得ません。
番手が有利になることが多く、逃げが強い選手でもずぶずぶ車券になる傾向が多く見られます。
まくりが極端に有利というわけではなく、冬場の向かい風の海風に負けない直線で足を伸ばせる追い込みタイプが有利となるでしょう。
イン待ち飛びつきタイプも有効で回収率が高い傾向が見られます。
SS班3名出場!年末に向けて気合い十分な注目選手は?
G3泗水杯争奪戦には、SS班から平原康多、浅井康太、村上義弘の3名が出場予定です。
しかしながら賞金ランキングでは、8位に平原がつけているものの、浅井は15位、村上に至っては33位と苦しんでいる状況。
逆に調子を上げているS1勢がG3泗水杯も奪取してしまうのかに注目が集まっています。
平原康多
参加するSS班3名の中での大本命といえば、平原は外せない存在です。
直近4か月のレース内容では、1着が10回、2着4回、3着7回と30レース中21度も3連対に絡む成績を残しています。
3連対率は70%オーバー。10月22日の京王閣記念ゴールドカップレースでは、1/2車輪差での3着と惜しいレース内容。
まくり・差しがお決まりの決まり手なだけに、四日市での泗水杯奪取には非常に期待がかかります。
大森慶一
北海道の大森慶一も泗水杯奪取に近い存在といえます。
得意な周長は400mで差しの名手。
この時期の四日市は得意なバンクの内に入るはずです。
直近4か月の成績は1着9回、2着4回、3着7回と出走回数27回中18回であり、3連対率は74%と好調をキープしています。
弥彦のF1サンケイスポーツ・夕刊フジ賞では、4着に沈んでしまったものの、決して調子は悪くない。
相性は悪くない四日市バンクでの活躍は十分に期待できます。
佐藤慎太郎
ベテランの域に入ってきた福島の佐藤慎太郎も追いタイプの脚質な選手の一人ですから注目です。
直近4か月のレース内容は、1着6回であるものの、2着10回、3着8回と3連対率は72.7%と連対には絡んでくる可能性が高い選手です。
青森競輪場での坂本勉カップ争奪戦では、3着、1着、3着と出走レース全てで連対に絡む活躍を見せ、上り調子の真っ最中。
この調子をキープできれば、四日市でのレースを荒らすダークホースとして不気味な存在になることは間違いなしです。
諸橋愛
佐藤と同い年の42歳の諸橋も不気味な存在です。
決まり手は差しの一点張り。
直近成績は、1着9回、2着4回、3着3回で競争得点は118.27とSS班平原を上回る数値。
広島のオッズパーク杯争奪戦では3着に入り、3連対率は72.7%と佐藤同様の数値をキープ。
大荒れレースの立役者として期待される存在と言えるでしょう。
G3泗水杯争奪戦のイベント情報
G3泗水杯で行われるイベントも見逃せません。
4日間共通では、オリジナルクオカードと場内利用権が当たるスピードくじキャンペーンや、握手会カフェ、サイクルタイムトライアルを開催。
11月8日、9日はガールズケイリンで活躍中の川嶋百香選手と佐々木恵理選手のトークショーを開催。
11月9日、10日は、地元屋台グルメが登場。
四日市トンテキ、焼きそばなど、全国で注目されているグルメが堪能できます。
更に11月9日は、大人気女芸人おかずクラブのお笑いステージが開催。
共同地区こども諏訪太鼓ショーやベリーダンスステージショーなど、地元ファン大盛り上がり間違いなしのイベントも開催予定。
最終11月10日は、先着でどら焼き配布サービス。
山手中学校吹奏楽部演奏会。
競輪選手とボートレーサーのコラボトークショーを開催します。
地元ならではの温かいイベントやキャンペーンが開催されますから、地元民はもちろん、市外、県外の方も四日市の温かさを堪能できることでしょう。
大本命のSS班か?好調S1班の勢いが勝るか?
SS班3名も決して調子は悪くないものの、重要レースではそこまでの結果が出ていない状況が続いている状況。
そんな中、師走前のG3レース泗水杯は、四日市バンクの特性も相まって、好調をキープするS1勢に十分なチャンス有りの状況です。
大番狂わせ必至の熱いレースを是非現地でお楽しみ下さい。